寝坊してススーッ。

 起きたら6時45分。45分ほど寝坊。すこぶる気分が良い。普段は6時に起きてヘロヘロとランニングに出かけるのだが、今日はヘロヘロ感がない。ほんのちょっと余計に寝るだけでも、随分と変わるものだ。しかも、景色がよく見える、お陰でマガモとカルガモの見分けも付いたではないか。

羽の内側に青いのあるから、カルガモですねー。カルガモは、マガモと比べるとちょっと大きめなのです。
羽の内側に青いのあるから、カルガモですねー。カルガモは、マガモと比べるとちょっと大きめなのです。

 今日は奥さんの仕事は朝だけということで、家事は彼女にやってもらい、俺は出勤Web打刻を済ませ、シコシコと某映画の英文資料の翻訳に取りかかる。在宅だと、会社の仕事とライターの仕事の切替が自由に出来て良い。で、在宅は規約上は基本的に部屋に引き籠もってなければイカンのだが、そんなことはできるわけもなく、お茶コーヒー淹れたり、足踏み運動したり、ずっと無言なのもつらいので奥さんがいるときは、雑談休憩をしたりする。

「ちょっと!人を床扱いするのは失礼じゃない?」

 ウシシっと笑いながら奥さんが言う。俺がコーヒーカップを洗いに台所に向かったところ、突如彼女が消えたかのように見え、「おーい、どこにいる」と声をだした。よく見れば、床を拭いてくれていたのだが、完全なヴァニシング・ポイントにいたので、先の応えが床から声が聞こえたかのように思えた。

 彼女の体は薄いので通常の人が通り抜けられない隙間(ガードレールの間とか)を「スーーー」などと言いながら通り抜ける。よって床にいる場合、それは床なのである。