月別: 2020年1月

ナマニクに本名を添えて

 ライターとして表に出る機会が増えるにつれ「俺、なんでナマニクなんていうハンドルにしたんだろう?」と思うことしきり。

 ナマニクと名乗り始めたのはネット黎明期(98年頃)にホラー映画のホームページを作ったときだ。管理人としてなにか名乗るハンドルネームを……。と思いついたのがナマニク。由来は非常に安直で「生焼けの肉が好きだし、ナマニクでいいや」である。ホームページの内容とその名前の相性が良かったので、ここまで来てしまったが20年以上、ナマニクを名乗っていることになる。
 別冊映画秘宝に誘われたとき、 良い機会だなと思い切って変えようかと思ったのだけど、担当の編集者さんとやり取りしている途中で

 「ナマニクさん・・・のほうがしっくりくる!こう呼ばせてください」

 という会話があり、ナマニクを継続することに。編集者って田野辺さんのことなんですけど、やっぱり憧れていた方にこう言われると、自信が出るというか「この名前でここまで来たのだから、これからも続けよう」と思うもんです。(※名前を変えることを止められたという認識ではないですよ!)

 最近ちょっとずつ仕事が増えてきて

 「はて、この依頼はナマニクという名前で書いて説得力があるだろうか?ちょっとチャラい感じが出過ぎじゃないのか?」

 と考えたとき、やたら厳つい本名を利用する手はないだろうと。そんなわけで、最近フランス料理のソースが如く、本名を添えるようにしている。

 別に悪いことしてないし、本名を名乗っていた方が自制も効くし、変な暴言とか言いにくくなるからいいだろなあと。デメリットは殆どないと考えている。そんな訳で、これからも氏家譲寿(ナマニク)をよろしくお願いします。

 ついでの話。昔、破壊屋ギッチョ君がTBSラジオに呼ばれたとき、受付で

 「破壊屋です」

 と名乗ったことがテロリストっぽくて、“アレ”だったという話をしていた事を今思い出しました。

休 雑記(01/21〜01/27)

熱海に行っていた

 リフレッシュが必要なほど働いていないが、リフレッシュ休暇というものが2日ほど取れたので奥さんと熱海に一泊旅行に行ってきました。ウチの場合、旅行となるとヘトヘトになるまで徹底的に観光地を巡り、ホテルには寝に帰るというハードスケジュールであることが多い。しかし、今回は“ホテルを楽しむ”ということで“起雲閣に行く”という意外は予定を立てずに出発となった。
 起雲閣はもともと、根津美術館でお馴染みの根津嘉一郎の別邸。彼が手放してからは1999年まで旅館として利用され、谷崎潤一郎だの太宰治だの文豪の皆さんが保養に来ていたそう。ワスも物書きなので、それにあやかれればと。まあ、単に古い建物が好きなだけなんですけどね。

 肝心のホテルは昭和館爆裂する“ニューアカオ”。これは行ってみないと解らないんですが、まったく小洒落てないけど、ホッとする作りはオッサンの心を癒やしてくれます。ご飯も特別美味しいわけでもないけど、楽しい。ゆっくり風呂入って、たらふく食って、寝ろ!という意気込みが素晴らしかった。翌日は”熱海城”と”秘宝館”の2カ所をまわり、これまた昭和感を満喫して帰宅したのでありました。

タイトルに騙される

 相変わらず、2日に1本くらいペースで映画を観ています。(基本、日本語字幕無しなので1日一本のペースだとくたびれてしまうのだ)俺の選ぶ映画の多くは解りやすいビジュアルのポスターやタイトルだ。(ほら、Don’tなんちゃらとか、ああいう感じのやつ)でも、今回選んだ『Don’t Come Back from the Moon』には騙された。タイトルだけ観ればSFに違いないと思うし、IMDBの粗筋は「カルフォルニアの小さな町で、子供達を残して父親が次々と消えていく」となっている。「おやおや、これはアブダクションものですか?トーチャンが消える?すわ!エクストロですか!」と見始めたら、全く違う。キャストにジェームズ・フランコが居る時点で気がつくべきだった。
 レーガン時代(たぶん)。工場が閉鎖され、観光地としても寂れてしまった小さな町。父親たちは宇宙人に誘拐されるわけでもなく「こんな町で暮らしてられっか!」とトンズラしてしまうのだ。残された母子らの乾いた生活が淡々とオフビートで純文学的に描かれる。「あ、田舎ならこういうことあるよね」ということしかおきない。驚くような出来事は一切起きず、ただ鬱と不幸が這いずりまわるだけ。これが意外と辛くて面白い。レトロウェーブなサントラも楽しい。

完全にジャケ買いしたLP

そういえば最近、試写を除くと映画館から遠ざかっているので、そろそろ劇場にも行かないとなあ・・・。

惜 雑記(01/14〜01/20)

映画秘宝3月号がでます!

 休刊号となりますが映画秘宝3月号がでます。ベスト&トホホはいつも通り、未公開作ばっかり上げてベストに影響を全く与えないロングテールマンになっております。連載は初のカラーです!映画秘宝は一旦お休みになりますが、ワスのレビューはブログだの方々のWebメディアで読むことができる・・・と思いますので、引き続きよろしくお願いします。お願いしたい!それから、映画秘宝の想い出は沢山ありますが語りません。たぶん、次に元秘宝編集者さんたちと仕事をする用になったら、そのときに言うと思います。だってまだ終わってないから!

肉筆の浮世絵みてました

 渋谷の太田記念美術館は大量の浮世絵を所蔵していて、毎月変わった企画展をやっているんですよ。今月は肉筆の浮世絵ということで、珍しいのちょっくら見に行きました。浮世絵って、普通版画なので手書きってあんまりないんですわ。これが結構良くてですね、どんなモノか紹介したいんですけど、肉筆画自体がレアなので、あんまり使って良さそうな画像がない。なのでチラシにもある一枚だけ張っておきます。他にも無惨絵でお馴染みの月岡芳年の肉筆画もありましたねー。無惨絵ではなく、常盤御前が雪の中を歩いている絵でした。

「雨中の虎」の画像検索結果
これは葛飾北斎の娘、葛飾応為の「吉原格子先之図」
怪しい影が面白い。ちなみに北斎は応為のことを顎がでているので「アゴ」と呼んでいたそうで、なかなか悪い親父です。

会社でキレてました

 一人仕事なら良いのですが、チームでやっている仕事の場合、計画せずに仕事をするのが大嫌いなんですよ。そりゃ予定外の仕事も入るでしょうが、そういうときはチーム全体を俯瞰的に見て、何処にどう落とし込んでいくのか?をパズルする必要がある。局所的に対応しようとすると絶対上手く行かないんですよ。誰かに大量の負荷が掛かったり、クリティカルなタスクが遅延したり。まあ、グダグダ書くのは嫌いなのでもう止めておきますが、とにかく色々と雑で「雑すぎてやってらんねぇ」という態度で仕事してます。こっちは本当におわってんなあと思ってます

欠 雑記(01/07〜01/13)

Negative Creep

 今週、主に何をしていたかといと、ブログの見た目をひたすらシンプルにしていただけです。連休は友人宅のホームパーティに行くなど、非常にのんびりした生活をしておりました。映画は一日一本、淡々と。映画については、Twitterでちょいちょい呟いていたりするので、そちらをご覧いただければと。さて、のんびりしていると思考がマイナス方向に行ってしまうのが、ワスの良くない所でして、過去に残念なエアリプをいただいたこと、電車で見た不愉快な情景等をふと思い出し、若干イラっとしたりもしてました。でも、やっぱり人に厭な思いをさせる人は、厭な人なので、そうならないように努めればいいのだ!とおもっております。
 ああ、そうだランニングシューズがくたびれていたので、買い換えました。(1足で1200キロは使いすぎでしたねえ)でも、何かが足にしっくりこず、足の甲に痛みが出てしまったので返品。今、新しく来たシューズで様子を見ています。「様子見って何?」て話ですけど、NIKEは30日以内ならどんな状態でも返品可能。つまり、試しに履いて駄目なら返品という事を繰り返しできるので、非常によろしいです。でもこの分のコスト、きっと誰かが泣いているのであろうと思うと、ちょっと難しい気分になりますね。ああほら、これです。ネガティブになるでしょう?これは良くない。良くないです。

Dive to XXXX

この子は同僚です。惨事の現場でこれ。なかなか見所がある……。

 それはそうと、ウチの会社が入居しているオフィスビル、先日4ヶ月ぶり2回目の飛び降り自殺者がでまして、遂にネットが張られました。ドラマの撮影などでも使われるお洒落ビルなのですが、これで完全にアウトな物件に。ワスは週に3回だけしか出社しないんですけど、ますます会社に行きたくなくなりましたね。それから、上司との面談があったのですが、第一声が

「オフィシャルにしてないんだけど、僕も病んでて……薬を飲まないと、頭痛と動悸が止まらないんだよね」

 いや、これ俺の面談なんだけど……。と思いながら「あ、では私が異動希望出している理由、分かりますよね?」と。いやまて。課長、どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!?と不思議で仕方がない。人それぞれ理由があるので、なんともいえないんだけど、休めば良いのになあ。とまあ、今週はそんなところです。

殴 雑記(01/01〜01/06)

いつも通りの正月

 まさにいつも通りの正月で何も言うことがない。雑煮を食べて、奥さんと一緒に初詣に行き、義母の家でメシをごちそうになり……。違うと言えば、いつもよりのんびりしていたような気がする。先週の雑記にも書いたとおり、一昨年まで12/30まで働いていたので、3日ほど休みが長かったからかなと。

で、積極的に殴りにいくのか?

こんなことを書きましたが殴りに行きません。奥さんにも「アンタ、そういうのは止めなさいって言ってるでしょうが!」と怒られました。(インスタの人はきっとPV稼げれば中身は何だって良いタイプのライターさんなのでしょう。腹を立てるだけ損です)ただ映画秘宝がああなってしまったので、これから「誰がアホな映画を紹介するんだよ!?」という問題があります。ここで、攻めていかなければならんなあと。やれることと言えば、Filthyを作るぐらいなんですけども。でも、もっとやれることがあるはずで、それを探さないとなあと思っています。ヒロシニコフ君もレーベル立ち上げましたし。とりあえず、予告通りブログの更新頻度はあげているので、ちょっとずつ攻めていきます。そんな感じで、今年もよろしくお願いします。