日記

筆が進まん。

 「ああ、これは書けないかもなあ。」

  『カットスロート・ナイン』の原稿を始める時、真っ白な髪で真っ白な紙を目の前にして頭を抱えたのだが、『ダゴン』の原稿も全然書けない。『ダゴン』も『カットスロート・ナイン』も映画そのものについては、書く事がそんなにないんですよね。『ダゴン』は作りが非常にシンプルだから尚更。まあ、スチュアート・ゴードンの話を書けばいいのかなと思うんですけど……。あー、そうか彼の話を書けばいいのか。となると『ドールズ』の話になるな。まあ、いいか。

 明日からちょっと旅に出るので、寝て考えます。

インテリとエンタメ

 俺、この人のこのツイートにお怒りの人って、めっちゃエネルギーの無駄遣いだからやめた方がいいと思うんですよ。「この程度の人がとったエクスプロイテーション映画なんだから、その程度のものが出来上がっただけだろう」と思いませんか?観てませんけど。興味ないから。

 この手のエクスプロイテーション映画は、その時代時代に作られるものが違う。だから正当に評価されるまで時間がかかるのは確実だと思うんですよ。いや、この人の映画が正当評価されるに値するのか?はさておきですよ。

 ”これ作ったらエンタメとしてウケるから作っちゃお”と言って作られた映画は、いつの時代もボッコボコに言われてきたわけでしょ。『悪魔のしたたり』とかさ。いや、この人の映画が『悪魔のしたたり』と比べていいほどのものなのか知りませんけど。

 ジョエル・M・リードが『悪魔のしたたり』を撮った時は何も考えてなかったとは思うんですけどね。結果的に色々と面白い受け取り方ができる映画になっちゃてるだけで。あれ社会派に見えます?適当なSMのスクリプトを組み合わせただけなのに。彼は単純に「ヘンテコな映画を作りたかっただけ」だと思うんですよね。

 でも、件のツイートの人は「自分が面白いと思うものを作っただけなのによくわらない人たちがよくわらないことを言っている」ことが癪に触ったんでしょうね。だから、こんなことを言ったんだと思いますよ。いや、この人の映画が面白い面白くないはさておきですよ。この人はスルー力がなかっただけなのか、コンプレックスがあるのか、単に斜に構えているだけなのか知りませんけどね。

 で、それに反応したのでは、彼の思うツボじゃないかなと思うわけですよ。聞かれてもいないのに、自作についてやいのやいの言うのはかっこ悪いので、彼の映画を見ることは多分ないと思いますけどね。こういうこと言う人はきっと面白くないし、再評価はされないと思うし。未来永劫ホイチョイプロダクション作品程度の扱いで終わるような気がしますけどね。知りませんけど。

クリント・マンセルは何故注目されないのか

 みんな大好き『レクイエム・フォー・ドリーム』のサントラに収録されたLux Aeterna。この曲は何故か一人歩きをしておりまして、LotRをはじめとした予告編専用楽曲と化しております。

 ピュアな劇伴家じゃない人が映画音楽を作るようになって久しい。しかし、クリント・マンセルが好きな人だと声高に言う人をあまり見かけない。クリント・マンセルと同じインダストリアル系(ビッグビート系と思われるかもしれないが、彼の1stの鉄工所具合は相当ヤバい)であるジャンキーXLは、マッドマックスで有名になったでしょ?で、その後、DC系の映画に手を出したから、所謂アメコミファンダム野郎がちょっと知ったかぶっこいて「ジャンキーXLは……」とか言い出しちゃって、今では、妙な扱いをされているじゃないですか。

 一方のクリント・マンセルは、『π』からずっとダーレン・アロノフスキー作品の常連だし、『DOOM』やら『月にとらわれた男』もあるのに、どーにも火が付かない。作る楽曲はジャンキーXLよりがっしりしているし、ハンス・ジマーとくらべてもいいじゃね?と思うんだけど、どうですかね。だめですかね。

先日TWDでかわいそうな目にあったゾーラ・バーチ、今となっては大物女優のキーラ・ナイトレイが出ている『穴』の曲が非常にミニマルで良いです。

生存確認

 昨日は「死霊のフリマ」にお邪魔してました。目当ては『Zombie Infection』のデモバージョンだったのですが、クローネンバーグ本がビックリするほど安値で売られていたので、そちらも購入。(しゅう豚骨さん値引きありがとう!)

 でも買い物というより生存確認的な意味もありました。というのは、やっぱり、こう、ビデマさんで知り合った方とか、以前イベントに来てくれた方とか「元気かなぁ?」と思うわけですよ。一度逢ってしまったら、他人ではないですから。主催の中西さんにもお世話になっているのに、なかなかタイミングが合わないこともあり、申し訳ないなあと。でも、皆さんお元気そうでなにより……と。

 今朝ほどツイートもしたんですけどね、40歳超えると、手の届かない場所に行ってしまう人がいるんですよ。実感したのは、7年前ですか。大学の先輩が行ってしまいまして。あえて明確に言いませんけど”良い行き方”ではなかったので、緊急同窓会が開かれましてね。

 「なんで、もっと会ってなかったんだろうね」

 という話になりまして。もし会ってたら、行ってしまった彼は、まだ手の届くところにいたのではないか?なんてどうしようもないことを考えたりして。

 だから「会える人には、会えるときに必ず会え」と思いながら生きることにしたんですね。でもそれがなかなか難しい。「難しい」と思っているウチにどこかに行ってしまう人がいるかもしれないし、もはやどうしたらいいんじゃ!とね、なってしまうんですよね。

 難しいもんです。

アニメを観て泣いてました。

ここ2日、日記を書いてませんでした。忘れていたわけではなくて

 「あー、やべー!映画boardさんとは月一本は書く契約だった!」

 と思い出しまして、記事を書いておりました。それから何本か原稿の積み残しがあり、下調べもしなければならず、“思い出日記”を書いている場合じゃなかったんですね。一応、タスク管理はしてるんですけど、見ないふりをしていては意味がありませんねぇ。

 最近、思い出日記を書いているのは、文体の練習なんですよ。コッソリと小説書いているじゃないですか。でも案の定、狙っている賞の提出期限には間に合わず、さてどうしたものか?と悩んでおります。悩んでいるといっても、まだまだ完成には程遠いので半年後を目指して淡々とやっております。もちろんホラーフィクションになります。自業自得とはいえ『日本沈没』に端を発するインチキ映画ライターの件でエネルギーを消費してしまったのはここ数ヶ月の反省点ですね。無駄だったなと、実に無駄だったなと!死ねばいいのに俺。

 あー、それから昨日泣きました。『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が話題でしょう?俺、流行らないとアニメを観ないので、ようやくTVシリーズを見始めたんです。7話目の劇作家のエピソードですか。奥さんと晩飯食いながら見ていて、途中から米粒が鼻から出る勢いで我慢ならず涙がでましたね。鼻かんだら、実際に米が出でてきましたけど。外伝含め映画版上映期間中に見終われるかわかりませんけど、見終われたら劇場に行きたいと思いました。