朝、走っているでしょ。毎日。河原の土手を。いつも言ってますけど。で、通勤してたころよりも季節を感じるんですよ。あたりまえですけどね。走り始めたころは寒くて上着着てたし、土手の草も枯れてた。ところが、今では草ボーボーでユスリカがグルグルですわ。でもね、季節が変わっても不変な物がありまして、それは何かというと、ウンコなんですよ。
道の真ん中にウンコが盛ってある。毎朝。毎日同じ場所に。これが、どう見ても人糞なんですよ。大型犬でもあんなに出ないってくらいの量なので、絶対人糞。誰かが運んでおいているのか、野外脱糞プレイでもしているか知りませんけど、絶対にある。ちなみにティッシュはない。近所の人が定期的に掃除して、何週かに一度は綺麗になるんですけど、翌日にはマシマシで盛られる。一体誰が何のために持っているのか、知りたくもない。でも、毎朝見るので気になるんですよ。多分、「私はウンコを盛らなくてはならない」という謎の脅迫観念に駆られた人がやってるんじゃないかと。たぶん、ウンコを盛らないと、死ぬ。もしかすると、ウンコで地獄の門を塞いでいるのかも知れない。もはや人類の存亡をかけたスケールで、ウンコを盛っている可能性も否めないわけで、『ムー』で特集してくれないかなと。メールしようかな。いや、止めておこう……。