先日、カキ氷を食べ逃したので本日リトライ。四谷三丁目で野暮用を済ませた後、新宿に舞い戻りメトロ食堂街の追分団子本舗へ猛ダッシュ。昼の平日だから、さほど混んではいないだろうと思いきや、5人待ち。うっすら漂う出汁の香り。そう言えばここはきしめんも美味いんだっけなぁ。なるほど昼飯か。腹減ってるし、ここはきしめんとカキ氷でいってみるか?いやいや、それはない。流石の団子屋も引くだろう。
「カキ氷は、食後にお持ちしますか?」
二つ頼んだら聞かれるだろうか?
「お待ちの一名の方、どうぞー!」
くだらないことを考えていると時間の経つのが早い。
「クリーム宇治金時を……。」
「はい、クリーム宇治金時ねー!」
そそくさと去っていく店員さんを呼び止める
「あ、それから……きし、いや、みたらし団子を」
「はい。みたらしね!お客さん、カキ氷を頼んだから一本から頼めますよ!何本にします?」
「え、じゃ、じゃあ一本で」
しまったなあ、きっとに二本食いたくなるよなぁ。でも、ここは一本。みたらし団子のみたらしを箸休めにチマチマ舐めながらクリーム宇治金時を楽しむのだ。
5分も経たずに到着したクリーム宇治金時と仰々しく盛り付けられた一串のみたらし団子。壮観である。さぁ、山崩しの開始だ!上のアイスを慎重に下ろすように山を崩し食べていく。気が向いたらみたらしをつつく。うーむ!スパイクする血糖値。すこぶる良い気分である。最後、器の下に残った冷え冷えの小倉抹茶クリーム水を啜りながら、みたらし団子を食べる。シメに暖かいお茶。至福の昼飯。メトロ食堂街がなくなると、追分だんご本舗は新宿三丁目の本店しかなくなってしまう。夏にあそこに行くのは暑くてかなわん。惜しい店が無くなる。