肉まんと豚まん

 日曜日の話。ゆっくりと起きて、奥さんと一緒に家の掃除、洗濯。体がウズウズしてきたので、お昼前に走りに出かける。

 「肉まん、楽しみにしてるね!」

 出掛けに奥さんが言う。ああ、そうだ俺、「週末、肉まん食うんだ!」と言っていたんだ。肉まんとカップラーメン。ジャンクな組み合わせの昼食を食いたい野望。そのために走る。実に不純である。もちろん、川沿いランコースのカモちゃんの様子も気になるところである。

 颯爽と「にっくまん!にっくまん!」という呼吸で10キロ走り、帰りがけにコンビニに寄る。スチーマーにやたらとデカい肉まんが2つ残されていることを確認し、そそくさとレジに。

 「あの一番上の大きな肉まんをくださいな!」

 小一時間、肉まんのことを考えていたので、もはや肉まん人間と化していた俺はとにかく”あのデカい肉まんをよこせ!”という思いのみで動いていた。

 「大きな方は”豚まん”になりますが?」

 お、おう。豚まんと肉まんは同じであるが、うん。そういう呼び方なのね!どうでもいいから、その大きな肉まんをよこせ!

 「はい、いいですいいです。豚まんで。はい。あ、せっかくなのでピザまんも2つください」

 ええい、もはやピザまんも食わねば納得できない。ビザまんも頼む。家まで300メートル。片手にコンビニ袋、呼吸は「にっくまん!にっくまん!」

 無事に家に到着し、シャワーを浴びて、軽く肉ま・・・じゃなかった豚まんとピザまんをレンチンして、奥さんと「美味しいね!」と昼食にありついたのでした。このデカさとゴリゴリとした食感は華正樓に近いと思ったのであります。

 あとでちょっと調べたのですが、週アスの記事で「セブン「豚まん」よりも「肉まん」を選んだほうがよい理由」というものがありました。記事内では、甲乙つけがたいが「豚まん」はあっさり塩豚まんで、さらに重量比でいうと「肉まん」の方がお得でさらに味も濃いという結論を出しており「おい記者。お前、中華街でちゃんとした豚まん食ったことねぇだろ!」と思ったのでありました。

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