Thanatomorphose
自堕落な生活をおくっている眼鏡っ娘の体が腐るというだけの映画。 制作者が「女が腐っていくだけの映画っておもしろいんじゃね?」という安直な思いつきで撮った作品なので勢いだけはある。グイグイ腐る。ただただ腐る。「スリーデイズ・ボディ」といい「Pretty Dead」といい、腐る女が最近は流行ってんのか・・。
左:スリーデイズ・ボディ 右:Pretty Dead
+1
ある晩、学生が集う乱痴気パーティ会場に隕石が落下。隕石は”パーティ会場にいる学生たち”の”数分前のコピー”を作り出す。失恋した男と振った女のドッペルゲンガーが繰り広げる2重螺旋。っと2013年最終週に「これ、見てえなあ」と書いていた作品。主人公は冒頭で彼女にフラれていしまうのだが、この現象を利用してなんとかよりを戻そうとするわけ。しかし、”彼女のドッペルゲンガー”の方が聞き分けが良いという展開。一方で”自分のドッペルゲンガーと語り出す女”やら”泥酔してるからただ2人で寝てるだけのドッペルゲンガー”やら100人単位で分身が出現。何がないやらサッパリ分からないまま、気がつくと彼らがお互いを殺し合いになる破壊的なクライマックスへと流れ込む。
10代の時に見ていたら、もっと夢一杯なストーリーに感じたと思うんだけど、俺はもうダメだ。アホな若者を愛でる心の余裕が無い・・。惜しいなあ。
Niaiw ot Vile / Dalglish
ベルリンのエクスペリメンタル・レーベルPANからリリースされたDALGLISHの新譜。 荒涼としたアンビエントドローンの上を、白やピンクのノイズがガチガチと。リズムらしきモノは全く存在しないが、淡々と聞き込んでいくと美しい輪郭が浮かぶ。
Concrete Misery / Sevendeaths
音楽以外のアート作品も扱うグラスゴーのLuckmeからリリースされた作品 上のDalglishとは正反対に同じドローン系でも眩しい音使い。矩形波系の音色が心地よい。