恐怖!ご飯を食べながらスーっと消える妻

 「最近、文句ばっかり書いているけど大丈夫?」と奥さんから心配されたので、普通に日記を書こうと思いますよ!でも、朝はカモを探しながら土手を10㎞走り、在宅勤務でボヘーッと仕事をして、空き時間に物書き作業をしているだけなので、書くネタがないんですよねぇ。思いつくことと言えば、そろそろ秘宝の連載のネタを決めなきゃ!というのと、ドクター・ブッチャーのパンフの仕上げ、金曜日は渋谷某所で動画収録があるので、それの準備……。お、結構やることあるなあ。

 あ、そうそうドクター・ブッチャーのパンフは自分で組版してます。自分で組版してそのまま出すって、京極夏彦みたいだなあ。あの方はInDesignで直接原稿を書いているらしいですけど、今回は僕もInDesignに直接書きました。ちょっとしたブックレットや小説はシンプルなデザインだから、直InDesignで十分作業できますねえ。あ、Filthyはデザインが複雑なので、一旦、文章を別のファイルに落とさないと無理です。

 あ!そうだ!あったわ。ネタ。昨日ですね、奥さんの具合が悪くて、彼女が言うわけですよ。

「あー、これはコロナだわ、もう死ぬ。死ぬに違いない!いや、もう死んでると思う!」

と。まあ、彼女が調子を崩すのは滅多に無く、確かにツラそうなので、話に乗って

「あ、じゃあ、死んでいることに気がついた今、ドアノブとか握れないわけだ」(※『シックスセンス』)

と返したら

「そうそう、それで、ご飯食べているときに、”美味しいね!”と言いながらスーっときえちゃうの」(※若干『異人達との夏』)

 となった。それで、その情景を考えたら、なぜか俺、ウワーンと泣きまして。「そんな悲しい風景を考えるなよ!」とか言いながら泣きまして。なんでしょね、疲れてるんですかね。俺。とまあ、今日のところはそんな感じです。

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