昨日に引き続き会社に行かねばならない日なので、5時20分に起きて、6時15分の電車に乗る。件の渦以前であれば電車はスッカスカの時間帯だが、始発二駅目にして座席が完全に埋まっている。オフピーク通勤なんて大して意味ねぇなあと。じゃあ、なぜ俺は早めの電車に乗るのか?当然、さっさと帰りたいからに決まっているじゃろが!
ホラーアンソロジー本『終わらない悪夢』を電車で読む。ヴァン・サールの編んだ短編集は、出所不明の作品が多いので怖い。しかもヴァンさんは、1960年代にして殺人鬼小説を「人が切り刻まれたり、食べられたりする、即物的な嫌悪感を催すクラシックなホラー」とバッサリ古典扱いしているのがイカすヤツだ。あんた、どんだけヘンなモノを読んでるのかと。彼が友成純一の本とか読んだらどう思うんだろう?などと考えていたら、知らぬ間に寝てた。なんと通勤時間の無駄な事よ。