ツイ廃の善し悪し2

 新宿でかき氷を堪能していたとき、ふと思いついた。

「牛乳石鹸も飽きてきたし、またラッシュのドギツイ香りのボディシャンプーでも買うか!」

 冷え冷えの体を日光で暖めつつ東口のLushへ。いつも使っていたボディシャンプーが見あたらず、ウロウロしていたら店員に捉まってしまった。Lushの店員さんは、カルト的に自社製品を愛しているので、ノンストップで各商品について熱弁を振いつづける。

 「いや、そりゃ良い香りだけど、ただでさえ高いのに、あれも!これも!なんて買えるわけねぇ!」

 そんな思いに顔歪ませつつも愛想笑いで店員さんにお付き合いをする。俺は店員に捉まってしまうと、なかなか離脱できないのだ。だが、買わないのがこれまた申し訳無いところなのだが。ボディーシャンプーと香水だけで1時間近くも語られた後、目当てのボディシャンプーを手にレジに並ぶ。レジ横に「Digital Detox」のPOP。「明日はSNSをお休みしよう!」という旨の掲示にハッシュタグが書いてある。ん?ハッシュタグ?

 「明日はデジタルデトックスの日なんですよ!皆でSNSをお休みしようという……。なので是非、お客様もタグを付けてツイートを……。」

 「えっと、趣向は理解出来ますけど、なんか、いや、完全に矛盾してないですか?」

 「はい!そうなんですよ!!でも、お休みしようというね!あはは!」

 何を言っているんだ?頭、大丈夫なのか?会計中も「???」となりながら、店を出た。俺は翌朝「今日のカモちゃん」のツイートを流した。ちゃんと聞いてみれば、テラス某の件で話題になったネットイジメに警鐘を鳴らしたいという意図とのこと。

 俺は意図的にTwitterアプリを入れず、Webアプリで利用し、気軽にツイートができないようにしている。絶対余計なことを言うからだ。インスタもiPhoneの4画面目に位置しているし、FacebookはPCでしかみない。

 ツイ廃といえば、数週間前にTwitterアカウント消した人が、某ット公開と共にアカウントを復活させていた。「やるだろうな」とは思ったけど、ホントにやるとは思わず、苦笑。ああいうツイッタラー芸人になったら終わりだなと思いました。

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