黒蜜

 『さぼリーマン甘太朗』を観ている。尾上松也の滑舌と声の通りは異常だなと思う。それはさておき、このシリーズには頻繁に黒蜜が登場する。俺は昔、黒蜜が嫌いだった。甘いモノは好きだったが、砂糖を煮詰めて煮詰めて甘みの憎しみの塊とも思える狂ったような甘みは”ブルブル来る”のでどうにも受け付けなかったのである。

 しかし、ある日。ランニングした後、朝飯食わずに昼を迎え、黒蜜をタップリとぶっかけたあんみつを食べたところ、煮詰めた糖分が脳を直撃したらしく、何か謎の物質が分泌され、軽いめまいを覚えた。タバコを吸っていたころの朝の一服を思い起こさせるめまい。

 それ以来、黒蜜が好きである。今日のおやつは業務スーパーの豆かんでした。今、カモちゅわんと黒蜜ちゅわんに夢中である。

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